もともと自覚症状があったのですが、ホーム心臓ドックのお陰で心房期外収縮と心室期外収縮を発症していることが明確になりました。これまではかかりつけの地元クリニックの先生に相談しても「大丈夫でしょう。様子を見ましょう」という曖昧な診察でしたが、「これはたいへんだ」と専門医への紹介状を書いてもらうことができました。
今回初めてホーム心臓ドックを利用するに当たって気がついた点を述べます。
1. iPhoneの併用:
iPhoneが送られて来たので驚きました。そんな話は聞いていないという感じです。装着した心電計とスマートフォンを連携して脈拍を記録するという知識はありましたが、てっきり自分のandroidスマートフォンにアプリをインストールして利用するものとばかり思っていました。インターネット上の説明に専用のiPhoneを送付すると明記すべきでしょう(私の見逃しかも知れませんが)。
2. iPhoneの操作説明:
私は以前iPod TouchというiPhoneから通信機能だけを外した製品を愛用していたので、iPhoneの操作にさほど困難を感じませんでしたが、それでも電源を入れるための操作、アプリの起動操作、画面を暗くする操作に多少戸惑いました。iPhoneの基本操作をもっと丁寧に説明書に書くべきです。子どもや孫に操作を尋ねる高齢者が続出していると想像します。
3. 充電済みの機器:
電源アダプターとケーブルが添付されていたので、使用する前に充電しなくてはならないものと思い無駄な手間を割いてしまいました。説明書に「充電済みで直ぐにお使いになれますが...」の一言が欲しいところです。
4. 診断結果:
思いもよらぬ早さで診断結果レポートが届きました。ウェブサイトの説明とカスタマーレビューを見て「分厚いレポート」という印象を持っていました。確かにページ数豊かですが、専門医の目にかなうのは表紙とサマリー、それに最後の心電図だけのようです。我々素人の勉強にはなるのでそれはそれでよいのですが、「ボリュームのあるレポート内容」という説明は過大な期待を持たせてしまう懸念があります。